2018年3月13日火曜日

「二人でなら、世界一になれる」光丘真理

書名:二人でなら、世界一になれる
著者名:光丘真理
出版社:PHP研究所
好きな場所:妹や年下の人の面倒をよく見る明るく積極的な髙橋礼華さん、姉がいて人見知りで物静かにじっくり考える松友美佐紀さん。
所在ページ:p137



ひとこと:二年前、リオデジャネイロオリンピックの女子バドミントンダブルスで、金メダルを取ったいわゆる「タカマツペア」のことは、今も記憶に新しいと思います。また東京オリンピックに向けて、もう一度の活躍が期待されるところでもあります。
 そんなタカマツペア、仙台の聖ウルスラ学院英智高校の先輩後輩であったのが縁で組まれたそうですが、実はお二人とも西日本(奈良県と徳島県)のご出身。でもバドミントンがやりたくて、遠く仙台の学校に進学されたのだと、この本を読んで私は初めて知りました。
 作者の光丘真理さんも仙台のご出身。そんなご縁で、タカマツのお二人の生い立ちと活躍の詳細を追いかけられたのが、この本です。
 引用はお二人の性格の違いについての作者の考察です。
 いろいろ違いはあるけれど、共通するものは勝ちたい、強くなりたいという意識。
 がんばってゆかれる姿に勇気をもらえます。